内航船舶管理ガイドライン適合性評価(資料10:No.71~73)

おはようございます。

今週は、内航船舶管理ガイドライン適合性評価チェックリストのチェック項目71~73まで説明します。

これは、ガイドラインの「1.6.1 書式」、「1.6.2 委託内容の記載に関する留意事項」、「1.7 保険の付保」に対するチェック項目です。

船舶管理契約を取り交わす際についての項目です。

現在、国土交通省は、船舶管理契約の「船員配乗・雇用管理」「船舶保守管理」「運航実施管理」の3項目の全てにチェックを入れることで、労務供給事業に当たらないと整理しております。

内航船舶管理ガイドライン適合性評価チェックリスト
《評価項目:船舶管理業務を実施する体制の整備》

No. 項番 項目 評価内容 評価対象 評価所見 評価結果
71 1.6.1 書式 船舶管理契約を締結するときは船舶管理契約書を作成しているか 会社    
72 1.6.2 委託内容の記載に関する留意事項 船舶管理契約書を作成する場合には、委託内容において、「船員配乗・雇用管理」「船舶保守管理」「運航実施管理」の3項目の全てが含まれているか 船舶管理
責任者
   
73 1.7 保険の付保 事故等の発生に伴う賠償に備えることを目的として、オーナーと十分に協議した上で適切な保険を選択し、付保を行っているか 会社    

解説:事務局担当理事 畑本

参考資料

ガイドライン 1.6 「船舶管理業務に係る契約の作成・締結」

1.6.1 書式

船舶管理会社は、船舶管理契約を締結するときは船舶管理契約書を作成するものとし、その場合、必要に応じ、社団法人日本海運集会所の船舶管理契約書様式を活用するものとする。

1.6.2 委託内容の記載に関する留意事項

船舶管理責任者は、1.6.1 の船舶管理契約書様式を活用して船舶管理契約書を作成する場合には、本ガイドラインが対象とする船舶管理業務に該当するために、同様式第一部④ 委託内容において、「1 船員配乗・雇用管理」「2 船舶保守管理」「3 運航実施管理」の3 項目の全てについて「諾」の欄に✓印を記載するものとする。

1.7 保険の付保

船舶管理会社は、事故等の発生に伴う賠償に備えることを目的として、オーナーと十分に協議した上で適切な保険を選択し、付保を行うものとする。

 

参考資料(国土交通省提供)

【別添2】チェックリスト(船舶管理業務を実施する体制の整備)(Word形式:201KB)